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7人の女たちのkarmapoliceのレビュー・感想・評価

7人の女たち(2021年製作の映画)
3.0
7 donne e un mistero:アレッサンドロ・ジェノベージ監督、脚本、リサ・ヌル・スルタン脚本、マルゲリータ・ブイ、オルネッラ・ヴァノーニ、ミカエラ・ラマツォッティ、サブリナ・インパッチャトーレ出演、アンドレア・ファッリ音楽、フェデリコ・マジエロ撮影、2022年イタリア作品。2002年のフランソワ・オゾン監督「8人の女たち」のリメイク。

フランスのミステリーをイタリアでリメイク。ネトフリも随分挑戦的か・・・(笑)フランソワ・オゾンとマリナ・ド・バンのオリジナル脚本を如何に調理するのだろう。ミステリーの醍醐味は誰が犯人か?とか何故そうなったか?鮮やかなオチだけではなく全体的な世界観や緊張感でもあるだろうなと改めて感じた。

屋敷で殺人が起きて女7人。妙に緩くてユーモアも多いのがイタリア流なのかも知れない。イギリスや北欧のダークさやグロテスク、冷徹などのイメージとはかなり違う。日本の鬱屈したムードとも違う。ミステリーではないがユーモアと言う点では何処かルパン3世に近いもがあるかも知れない(少し違うか笑)

まあ結末まで観てけっこうな意外な面白さを感じた(笑)オリジナルであるフランソワ・オゾン監督「8人の女たち」にも興味が湧いた。何故7人に変えたのかも興味深い(笑)観て良かったと思う。









~ネタバレ~







雪の降る街の離れのお屋敷で、ミステリー仕立てのコメディでした(笑)オリジナリティ豊かな脚本かな(笑)女って可笑しくて恐ろしい!!
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