イベリー子豚

忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th anniversaryのイベリー子豚のレビュー・感想・評価

3.2
「早々に寝オチしても気にならないほど
ド定番でお約束なテレ朝らしいザ・時代劇」



そもそもが
イベ子は、TV版放送時の中学生以降
部活の練習で特撮とは距離をおいていたので
アニバーサリーするなら
「ジュウレンジャー~ギンガマン」
「シンケンジャー~現在」を希望したいんです。


だから8年前の騒動以外
『ハリケンジャー』に思い入れがありません。


問題は
そんな一見さんが楽しめるような工夫も
当時のファンが歓喜するサプライズも
全然見当たらなかったこと。


ただの生存確認なら劇場じゃなくて
日曜朝にワンコーナーでやって欲しい。


太秦丸出しで
年齢に似合わない和装カツラをつけて
見栄を切るヒーローは
懐かしい、と言うよりは哀愁と悲壮感。


エンドロールもめっちゃ地味だし
スタッフからの愛を感じません。


20周年なら本人たちはサポートで
次世代・子ども世代をメインにする
『ゴースト・バスターズ/アフターライフ』形式の方が絶対に正解。


こんな切ない気持ちにさせてくれるな、東映さんよ。