BROOK

マダム・ウェブのBROOKのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
3.5
鑑賞日:2024年2月23日
パンフレット:880円

吹替


”未来”に決まりはない――!


アメリカで酷評の嵐というニュースが飛び交っていて、
批評家たちも軒並み酷評しており、
全米初登場1位も獲得出来ませんでしたが、、、
そこまで駄作という感じでもなかったと思います♪

マーベル初のミステリーサスペンスというのが、ちょっと評価を下げる要因だったかなぁ…と。
ヒーロー映画疲れとは言われているものの、やはりヒーローはド派手なアクションで活躍してくれないと!


主人公のキャシーを演じたダコタ・ジョンソンは、うん!良かった!!
この作品から一気に羽ばたいて欲しいところですが…。


映画は、ペルーの熱帯雨林で妊娠中のコンスタンスが護衛のシムズとともに蜘蛛探しをしているシーンから始まります。

しかし、シムズには思惑があり、希少な蜘蛛を奪い取ろうとしていた。

そんな中、コンスタンスがついに蜘蛛を見つけるが、シムズに奪われてしまい、さらには銃で撃たれてしまう。

コンスタンスを救ったのはラス・アラニャスと呼ばれる者たちで…
赤ちゃんを取り上げることは出来たが、コンスタンスは亡くなる。


救命救急士として働くキャシーは同僚のベンとともに激務に追われる日々。

ある日、事故現場で海に落ちてしまったキャシーは、それ以来、少し先の未来が分かる不思議なヴィジョンが視えるように。
しかし、それが視えたからと言っても、仕事仲間の死を救えなかった。

キャシーに転機が訪れる。
地下鉄でエゼキエルに3人の少女が殺される未来を視た彼女は、助けるために行動に移すのだった…。


今作はマダム・ウェブのオリジンを描いているので、かなりもどかしい展開が続いていたかな…と(汗)

キャシーがなかなか自身の能力のことを把握できないまま、少女たちを助けることになって、さらにはエゼキエルとも対峙しなくてはならない…
盛り上がりそう!ってなると、萎んでいく…の連続だったとうな気がします。

そのエゼキエルもなぜそんなに蜘蛛探しに固執していたのかが良く分からない。
エゼキエル自体も強いんだか弱いんだか…ヴィランとしては明らかに弱いよね(苦笑)


アクションシーンもそんなに多くはなく…
まだ完全なヒーローではないので、仕方ないか…。

3人の少女たちがスパイダーウーマンとしてもっと活躍すれば、もっとヒットしたようにも思ったり…。

ラストでキャシーにはそのヴィジョンが視えていると言っているので、
そのシーンを多くして欲しかった。
でも、あのサングラスはちょっとダサい(汗)


とりあえず、マダム・ウェブと3人の少女たちの”下地”は完成したという感じでしょうか♪
ここから盛り上がっていくのだろうと予想出来ますが、果たして続編が作られるのか?
今作がソニーズ・スパイダーマン・ユニバースと全く絡めていなかったのも気になるところです。

次のSSUは「クレイヴン・ザ・ハンター」ですね。
特大ヒットとなるのか、一応期待しておきます。
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