BROOK

デューン 砂の惑星PART2のBROOKのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
5.0
鑑賞日:2024年3月15日
パンフレット:1000円

字幕


大きな戦いの、始まり――!


正直ナメてたわ…
前作がそこまでハマらなかったので、続編の今作もどうなんだろう?って懐疑的でしたが、、、
これは傑作の部類ですね(断言)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の手腕、凄過ぎでしょ!
めちゃくちゃ面白かったー!!


ポール演じるティモシー・シャラメ、チャニを演じるゼンデイヤを始め、前作からの続投組の見事なまでの成長ぶりはホント凄かった♪
今作に登場するフェイド=ラウサを演じるオースティン・バトラーはインパクト大!
今、Apple TV+で「マスターズ・オブ・ザ・エアー」を見ているけど、まるで別人のよう。
他にもこの人が?ってな俳優さんも出演していましたね。


映画は、皇女のイルーランがアラキスで起こったアトレイデス家とハルコンネン家の対立を語っているシーンから始まります。

この”語り”のシーンが前作のあらましという感じです。


フレメンと一緒に行動するポールと母のジェシカは彼らの隠れ家へと向かう途中、ハルコンネン家の兵士に見つかりそうになるも、チャニたちのお陰で難を逃れる。

ポールのことを救世主だと信じて疑わないスティルガーだったが、チャニはまだ信じられず。

そんな中、ジェシカが”命の水”を飲まされ、フレメンの教母に。
ポールはスティルガーに教わりながら、フレメンの戦士になるための訓練に励み、ついには巨大な砂虫を乗りこなせるように。


香料を採取しにくるハルコンネン家の艦隊を襲撃するフレメン。
ポールももちろん参加し、目まぐるしい活躍を見せ、次第に打ち解けていく。


一方、ハルコンネン家のラッバーンは失態続きで失脚し、弟のフェイド=ラウサが指揮を執ることに。

そして、ジェシカが南の原理主義者たちのもとへ宣教活動に向かうことになるが、ポールは自身が南に行けば、たくさんの犠牲者が出るという予言を視て躊躇してしまう。

しかし、脅威が迫る中、ついにポールは”決断”をするのだった…。


前作と同様、特殊な”単語”が多く登場するので、軽い復習をしていった方が良いとは思う(苦笑)
ですが、なんとなくその場の雰囲気で解るようにもなっていたかな…と。

ジェシカやスティルガーはポールを救世主にしたい…
だけど、チャニはそれを望まず…みたいな展開が中盤まで続いてくような感じですね。


前半は訓練シーンがメイン。
ポールが砂虫を乗りこなすシーンはホント凄い!!
思わず手に汗握ってしまった!!


後半はポールがフレメンの人たちを率いての戦いに突入!
ま、ポールとして重要なのは…(略)
この辺りを語ってしまうと、ネタバレになるので、この辺で。
ジェシカの秘密もいろいろと関係してきますよ。
えー?!?!?ってなりました。

ポールとフェイド=ラウサの対決は、観てのお楽しみ!!


全体を通して、VFXもホント緻密に描き込まれていました!


ラストはさらなる戦いの始まりってところで、終了です。
ポールとチャニに運命はいかに???

ここで終わるのは酷なので、早く続きを見せてください。お願いします。
情報によると、ドゥニ監督は3作目でシリーズを締めくくりたいようです。
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