酷評されるほどではない!
ミステリーではないが!
モービウスより好き!
しかし絵面や展開に垢抜けなさ、容量の得なさみたいなものはある…。
衣装とCGはもう少し頑張ってほしいな…。
ブリトニースピアーズのToxicの使いどころがヒリヒリして最高だった。
あと、スパイダーマンに必ずついて回る
「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉の引用の仕方に、今までにない捻りが加わって、かなり解釈が広がったことに感動を覚えた。
この映画で最も好きだった点はここ。
Toxic自体はかなりよかったけど、女子がダイナーのテーブル上で踊るシーンはかなりモヤモヤしたなあ。
あの大人しそうな女の子や自制心の強そうな女の子が、進んで男たちの見せ物になるようなあんなことをしたがるだろうか……。反抗的でスリルを楽しむようなところがあるスケボーの子はまだ分かるけど…。
ダメなことをしてるとか、自分が傷ついているかもしれないと分かってて、
それでもその場は楽しいと勘違いしてしまうような感じなのかな…。
少女達の破滅願望的な逃避行動として描かれていたら、いくらかよかった。
あんなのが純度100%で楽しいわけがないので、あれをただの楽しいワンシーンとして描いてしまうところで、作品の信頼度がかなり下がった。
ホラー映画によくある殺人鬼が来る前のちょっとしたお色気シーンの代わりか??