「好きな人を好きでいるために、その人から自由でいたいのさ」
分かる！分かるよあたる！
まさかあたるの気持ちに共感する日が来るとはね！
押井守の伝説的作品、大学生ぶりに見た。
夢を表現する不気味で先進的な演出は今見てもワクワクする〜〜〜〜！
温泉マークとサクラを交互に移すようにぐるぐる回るカメラワーク、
車のライトに照らされ円型に切り取られた道路の映像、
水たまりに反射してきらめくあたる達が登校する姿のスローモーション、
友引高校の中を駆けずり回るあたる達の騙し絵的な映像のループ…。
じわじわ来る不気味さがたまらん。
自分にとって都合が良すぎる幸せな毎日の繰り返しには、死後の世界かのようなふわふわとした虚しさが漂う。
パプリカしかり、
インセプションしかり、
夢と現実の境界が曖昧になっていくカオス、なんでもありの映像表現ってフィクションならではって感じがするから好きだ！
