三重県伊勢志摩地方を舞台に、成年後見制度と家族の本当の絆を題材に描くヒューマンドラマ。
『天外者』の田中光敏監督がメガホンを取り、三浦翔平・三浦友和、そして比嘉愛海・浅利陽介・小手伸也・田中要次と、フジテレビの人気ドラマシリーズで印象深いキャラクターを演じる俳優さん勢揃いみたいなキャスト陣は、シリアスな内容にコメディ要素という抑揚の効いた展開にピッタリのキャスティングだったと思う。
ただ、タイトルの後見人がどうというより、この人達のドタバタ劇がメインになっていて、ちょっと思っていたのと違っていた印象は否めない。
適度に笑え、適度に感動。普通に良い作品だと思うけど、仰々しいテーマを打ち出したわりに中身が伴わないので、受ける印象がより薄くなってしまい伊勢志摩って絶景だなぁ良いところだなぁという感想で終わってしまうのが哀しいところ。
私ごとなのですが、今年父親が亡くなりリアルに相続のアレに直面しております。
但し金はなく、土地。もちろん都会ではなく田舎の‥(笑)
兄弟もいないので相続人問題とかじゃないのですけどね、いろいろめんどくさい。