猫マッチョ

デシベルの猫マッチョのレビュー・感想・評価

デシベル(2022年製作の映画)
5.0
事前情報ネタバレ禁止にしておきながら、この映画のポスターは犯人探しの楽しみを奪ってるやん。

事前に準備していたとはいえ、娘の写真を撮って爆弾の中に組込む手間をして尚且つ爆弾を各地に設置する009の加速装置を持ったスピードの能力がある犯人が素早く動く映画。

時限爆弾を使う理由は時間による苦しみを味わせたいが基本ベースになっているから犯人の時間の苦しみに対する復讐劇というのは想像できるが、音にこだわった理由も解除方法を付けた理由もサッパリ分からん。
また、学がないから不思議なんだが韓国は墓を個人で1つ作るのか?普通は血筋に1つじゃないのかな。個人名がある墓がゴロゴロしてたら韓国は墓だらけになるやん。

でも、サスペンス要素アリ、アクション要素アリ、笑いアリの贅沢な映画であることは変わりない。ただ、幕内弁当の質は無くて、のり弁の質くらい。

良い点は主人公の上司が決断を丸投げする腹黒さが目立つ裏ボス的なポジションであること。
悪い点といえば、主人公の家族の存在感が希薄なので、もっと家族の絆の場面を多くすると緊張感も増して面白くなったと思うし、子供がピーチ姫並みに無抵抗で拐われるのも、いただけない。
猫マッチョ

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