開明獣

岸辺露伴 ルーヴルへ行くの開明獣のレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
5.0
いにしえのよこしまなるちから、ひとにやどりしとき、ながくわざわいもたらすなむ : 開明獣家に古くから残されし言葉より

美術館が好っき❤️(スキウサギ調)

パリは美術館の宝庫。ルーブル、オルセーの両雄はもちろんのこと、印象派の素晴らしいコレクションが拝めるオランジェリー、ピカソを浴びるように愉しめるピカソ美術館、現代アートの宝庫、ポンピドーセンター、ロダンの作品だけではなくロダンが収集したゴッホなどの作品も観られるロダン美術館、などなど時間がいくらあっても足りないくらいだ。そんな中で開明獣のお気に入りは、高級住宅街のど真ん中にひっそりと佇むマルモッタン美術館。規模からすれば、前述のものよりもかなり小ぶりだが、ここにはあのクロード・モネの「印象派 日の出」が収蔵されており、睡蓮の大作も飾ってある。

だが、開明獣がこよなく愛するのは、2階に展示されている、ベルテ・モリゾーの一連のコレクションだ。エドワール・マネのモデルとなった回数は最多で、マネの弟のウジェーヌと結婚し、ルノワールや詩人のマラルメらと親交のあったモリゾの作品は、家族を描く絵が優しさに満ちていて美しい。もしもパリに行く機会があるならば、是非訪れて欲しい😌

そんな麗しのパリを、あの岸部露伴が訪れる。

ジョジョの奇妙な冒険は、このスピンアウトも含めて漫画の方はリアルタイムで追っているくらい好っき❤️(再びのスキウサギ調)。NHKのドラマ編を観た時は、どーにも高橋一生と開明獣の中での露伴のイメージがマッチしてなかったんだけど、本作は荒木飛呂彦ワールドをきちんと再現しているのが嬉しい😌

主人公たちは、スタンドという能力を使う。スタンドとは、見えない自分の分身のようなもので、特殊な能力を有する。例えば時間を止めたりとか、壊れたものを治したりとか。 本作の主人公、岸部露伴のスタンド、ヘヴンズドアーは、人の記憶を本にして読むことができ、かつ書き込みが出来て、書き込んだことには無条件で従わねばならない。

例えば、開明獣は今朝、とんでもないアタオカレビューを書いてしまった訳だが、あれも恐らくは岸部露伴がヘヴンズドアーを使って開明獣の頭の中に、「アタオカレビューを書け」と書き込んだからに違いない🤔

チートにも近い無敵能力だが、それでも弱点もある。それは・・・「ジョジョの奇妙な冒険Part4 ダイヤモンドは砕けない」を読んでみよう😊素晴らしい漫画なので、全宇宙の全知的生命体にオススメしまくっています😌

木村文乃って、顔色の悪い不幸な役が似合うよねー(褒めてます)。伊藤蒼が後を継ぎそう💦

あなたの家には黒い絵がありませんか?もしもあるなら、気をつけた方がいいですよ🖤
開明獣

開明獣