高校吹奏楽部の青春を描いた武田綾乃の小説を原作とした京都アニメーション製作アニメシリーズ、約4年ぶりの劇場版。
サブタイトルに〜アンサンブルコンテスト〜とあるが、アンサンブルコンテスト…ではなくアンサンブルコンテストへ出場するチームを決める部内オーディションに臨むおはなしー。
…従って、演奏シーンもなく大所帯となった北宇治高校吹奏楽部の黄前久美子新部長が部内の問題を解決すべく奔走するのがメインになっております（WBCドキュメンタリーだと、栗山監督が『1番センター、たっちゃん…2番ライト、近ちゃん…3番DH、翔平…4番……レフト、正尚』って言ったあそこで終わりみたいな感じ？笑）
普通に演奏シーン期待した人は「え？」ってなるけど、原作の人気エピソードを映像化した作品らしく、“ユーフォファン”にはかなり刺さる内容だった。
京アニらしい最高のクオリティで贈る、来春放送予定の【久美子3年生編】へ向けての最高の繋ぎになっていたと思う。
元々、絵でいえば京アニ作品で一番好きな作品だったけど、今作も増えに増えたキャラクターが一人一人魅力的すぎ！ここの高校は可愛い子しかおらんのかね（笑）
しかし考えてみたら、前作の劇場版が公開された直後にあの忌わしい事件があった訳で、キャラデザインの方も亡くなったという悲劇からよくぞ4年で続編公開まで辿り着けたと思います。
