このレビューはネタバレを含みます
毎度主人公の捜査能力がスゲェ…
FBIはこの後一刻も早くジューンをスカウトすべき。
前作に比べて"キモくて怖っ"な鳥肌シーン(今作で言えばLive Photoによってある事が判明するシークエンス)は個人的に少なかった分、あっちゃこっちゃの一体どうなってんねん展開はマシマシで楽しかった。
主人公が片親を亡くしていることがわかるオープニング。
「あぁ、またこういう感じの境遇なのね」と思っちゃった時点で、もう騙されてる。
まず故人が犯人なんて思わないのに更にこの仕打ち。
こんなの前作を観た人の思考を踏まえた上でのミスリードですやん。くやしいぃ。
DV親なんて普通に考えりゃ1、2番に捜査線上の容疑者に挙がりそうなものを、そのDVから被害者を守る為に取った法的対策が、逆に犯人の動きやすい状況を与えてたというからくりも素晴らしかった。
"パソコンのデータが全部吹っ飛んだ会社に入った監査の危機を救ったのは、倉庫にある手書きの領収書だった!"みたいな役割で出てきたSiri。
数年前はAI技術の最先端でも、若者にとっちゃもはやダサくてアナログ寄りな存在になっちゃってるのかもね、と苦笑しながらも少し恐怖した。