こういちろう

沈黙の艦隊のこういちろうのネタバレレビュー・内容・結末

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

そこそこ楽しめた気がします。でも、ほんとに申し訳ないことに、ついつい粗探しをしてしまいました。ただ、やはり粗が多いと、クオリティが高くないと思ってしまいます。原作である漫画では気にならないことも実写だとどうしても気になってしまいます。ちなみに原作の漫画は相当前に読んでいます。原作での設定であるどうかにかかわらず粗探しした結果は次のとおりです。
いくらベテランでも海曹(ユースケ・サンタマリア)が二佐の副長(水川あさみ)にタメ口聞くか?副長が女性なのは良しとしても結局盛り付けさせるんかい。出航前の最終チェックで核弾頭積む時間ないだろ。核弾頭は絶対的に米軍が厳重管理してるから仮に時間あっても無理。米国側が核弾頭を積んでいるかどうか知らないなんてあり得ない。空母でシーバットを潰そうとしたのに、その後に攻撃命令出すって、意味わからん。艦隊の中に浮上していてあの距離だと長射程の巡航ミサイル撃っても逆に当てられないでしょ。核弾頭積んでても撃沈したからといって核爆発は起きないと思う。汚染はあるかも知れないけど、深海に沈むので影響は限定的では?何度命令されても本気で攻撃しない空母打撃群司令はさすがにいないだろ。横須賀でめっちゃ距離あるところで会話できちゃう3人(少し大声だったけど聞こえる距離じゃないよ)。米海軍大将が室内でサングラス着用の謎。深町艦長のシーバット退艦・自艦への帰還が早すぎ(1分後に急速潜航するって言ってるのにボート早乗り過ぎ)。そもそも何しにシーバットに乗艦したの?防衛大臣は深町を交渉役って言ってたのに、いきなり海江田につかみかかるの巻(ちゃんと命令受けてる?)。そもそも何しに行った?なぜボディチェックしなかった?深町艦長、いつ魚雷の弾頭交換したの?アスロックの弾頭(魚雷部分)の形状はあんなに尖ってないと思う。音響聞いて場所推測してるだけなのにレーダーに艦影映る状態は映画だから仕方ないかな。日本政府の会議室広すぎ(発言者5人くらいでしょ)。などなど。
ネット配信でシリーズにすれば十分だった気がする。おそらくあるであろう続篇や続々篇にはお金を払う気がしない。橋爪先生と笹野総理の配役は逆でよくない?海江田艦長役は中村倫也の方がよかった(少し若いけど敢えて)。水川あさみはいらん。
アスロックの発射シーンは唯一よかったです(弾頭の形状除いて)。