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ヒットマン・ロイヤーのShokoのレビュー・感想・評価

ヒットマン・ロイヤー(2023年製作の映画)
3.0
〖ヒットマン・ロイヤー〗(映画/日本/2023)



『弁護士の神道楷は請負った裁判では連戦連勝の負け知らずで、事務所内でも不動のエースだった。しかし、楷には法の抜け穴を使い悪事を働く者たちに、直接裁きを下す“人斬り”としてのもう一つの顔があった。そうして勝ちに持ち込んだ訴訟も数知れず、正義に仕える仕置人として暗躍していたのだ。さらに彼は老舗のヤクザ、権藤組四代目組長・権藤平八朗の隠し子として生まれた出自を隠して生きていたが、権藤が新興組織・メイヘムに襲われたことをきっかけに若頭の鬼頭が楷に接触してくる。ある日、入念に準備していたIT企業の情報漏洩訴訟で敗訴してしまう楷。あまりにも不自然な負け方に納得がいかない楷はすぐさま裁判を調べ直すと、所長の葛西が証拠書類の偽造や証拠品を破棄していたことが明らかになる。葛西の裏切りを仕掛けたのは誰なのか、そして楷の逃れられない血の物語が動き出す…』

また名古屋飛ばしかなと思ったらまさかのミッドランドスクエアシネマで、しかも舞台挨拶に陳内将さん来るっていうから東の方角に手を合わせて拝んだ。ありがとうございます。
そんな舞台挨拶回。2列目、思ったより近くて始まる前から一旦なんにもわからなくなった。



・ネタバレもへったくれもなさそうだけど最後まで喋る
・舞台挨拶の話は最後にする




ていうか今あらすじ読み返して知ったけど隠し子だったんだ。へえ…
ストーリーそのものは、まあまあわかる。
ただもうなんかずっとださいというか、なんだろ?撮影が壊滅的に下手だったよね?これ全編iPhone7とかで撮ったんかなってぐらいちょいちょいいいところで後ろの柵にピント持ってかれてたけど…とかカット割が謎、とか思ってた。無駄に顔のアップが多いけど、今喋ってるのその人じゃないんだわとか。
あと冒頭の緑の車も音の割に速度出てなさそうに見えたのもなんかださ…と思って照れた。撮り方?
舞台挨拶のときのトークで監督がアクション撮るの初めてって言ってて、ほーん、そうなんだって思った。
あとメインの人たちみんな発声がすごい良くてしっかりお腹から声出してた。それは聞き取りやすいのでいいんだけど、映画のそれではないのでなんか面白いな〜と思った。
特に最後の方の柊くんの日記感想文みたいな語り口調どした?
それはセリフ回しが悪いのかも。全体的にセリフがちょっとなんか恥ずかしかった。
いやまってストーリーに言いたいことあったわ。
岡田以蔵の子孫みたいな設定で肥前忠弘が登場したのすごい笑った。そんな超展開ある?そして人斬りの子孫アピしておきながら殺陣で一切の流血なし。斬らんのかい。
あとはちょいちょいなんかださい感じ(映画自体も80年代ぽさはあるんだけどそういう古さじゃなくて、なんかださい)あったけど忘れちゃった。
続編あるっぽい終わり方してました。
90分もないから仕方ないけどなんかもうちょい、なんとか、なんかならんかったんかな…このあらすじから想像するよりはかなり惜しい。
さっきも言ったように顔のアップは多いので、好きな人でてるならぜひ劇場でみた方がいいです。

荒木さんは足が長くて衣装がぱつっとしてめちゃ体格よくてかっこよかったですね。殺陣も慣れたものだし。
陳内さん、ヤクザ組の若頭みたいな役で、あーこのビジュアルそんなに好みじゃないな〜と思ってたけど(これ撮影いつごろだったんだろ)ずっとかっこいい感じで、そうそう車の運転も自分でしてたそうです。あのレンタカー?
あと顔がかわいくてきれいだった。いつもです。
ラストのパソコン使えてなさそう感かわいかった。
高橋健介さんなんか久しぶりに見た。悪役めずらしいってどっかで誰かが言ってた気がするけどそうか?って思うぐらい自然と悪役だった。やたらと荒木さんの耳元で喋る。
北川尚弥さんかっこよかったですね。勝手にもうちょい背が低いイメージだったからしゅっとしてた。さっきも言ったようにセリフがちょっとあれだったけど。北川さんは悪くない。全部忘れる私のために言っておくと、結局北川さんの柊くんの復讐で楷を陥れて殺そうとしたんだけどなんの復讐かっていうと詐欺師だったお父さんを裁判で負かしたからであり、いやもう逆恨みにも程があるしまじでしょーもなって思った。知らんがなオブザイヤーだった。

誰も一度も衣装が変わることなく、なるべくお金をかけずに撮るぞ!という感じの映画でしたけど、想定の範囲内。

はい、舞台挨拶ね。
陳内さんの髪の毛くるくるになってて、衣装は上下ピンク(でも色は微妙に違ったね)に緑の柄のシャツに緑のお靴でとんでもなくかわいいのがにこにこしながら入ってきてかわいすぎてむりってなってなんかいろんなこと喋ってたけど何も記憶にない。車の運転の話と名古屋名物の話(ふたりとも全く何もわからずに喋ってたね)とかなんか荒木さんのボケに一生懸命つっこむ後輩ですごいかわいかった。
前もどっかで話したけど陳内さんのファンサというか、こういう場でなるべくみんなと目を合わせようとすごいしてくれてて、私は陳内さんしか見てなかったからすごいいろんなところに目線あげてるな〜と思い、私も一瞬目があった(と思う)ので心臓が萎縮して消えた。
あと撮影タイムあった。
世界のかわいいがここに集結してた。かわいかった。
終わってしばらくずっとていうか今もまだなんかもう胸が苦しい。
本当に来てくれてありがとうございました。大感謝。
もしエゴサしてたら映画の悪口いっぱい言ってごめんね。

(59/劇場鑑賞29)
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