Shoko

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のShokoのレビュー・感想・評価

3.5
〖デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章〗(映画/日本/2024)



『東京でハイテンション女子高生ライフを送る、小山門出と“おんたん”こと中川凰蘭。
学校や受験勉強に追われつつも 毎晩オンラインゲームで盛り上がる2人が暮らす街の上空には、 3年前の8月31日、突如宇宙から出現し未曽有の事態を引き起こした 巨大な〈母艦〉が浮かんでいた。
非日常が日常に溶け込んでしまったある夜、 仲良しクラスメイトに悲劇が起こる。
衝撃と哀しみに打ちのめされる二人。
そんな中、凰蘭は不思議な少年に出会い「君は誰?」と問いかけられる。
その途端、凰蘭の脳裏に、すっかり忘れていた門出との過去が一瞬にして蘇る――!』

なおさんが絶賛してて、それまでノーチェックだったのに気になり出して、それなのに全然タイミング合わなくてやっと観に来れた!
原作未読だしどんな話とかもなんも知らずに観た。
(普通に全部喋る。前編後編だからまとめて観ようと思ってる人は気をつけて)
すご。楽しいとは違う面白さがすごい。
なんか突然現れた母艦?3年経ってもなんにもわからずたまに偵察船を吐き出してそれが墜落したりとかするものの概ね平和で、門出ちゃんとおんたんとその仲間たちはキラキラJKライフ(恋したりツチノコ探しにいったりする、ツチノコを?!)送ってたんだけど、ある日友達が死んじゃうし、世間はなんでもないようで陰謀論とかネットのデマとかに振り回されてるし、うっすら絶望感すごくて、この絶望とエモのバランスすごいなって思ってたらラストに母艦撃って侵略者?が降ってくるところしんどすぎた。あんな意思疎通できること知ってからあれ見せられたらたまらんよねこっちはさ。
あと過去の出来事、門出がダークヒーローよろしく悪い人を殺して回り、てかあれ飛び降りちゃったけど、それどういうこと?!
後編で全部すっきりするんかな。
後編はじまったらすぐ行く、またなにもかも忘れそうだし。
でも最後結局門出とおんたんのデカ感情でなんとなくフワーと終わったらやだなあ。いろいろきっちりしてほしい。今からハードルを上げてどうする。
なんか私、声優さんじゃない人が声優やるアニメ映画苦手なんだけどこれも序盤結構きつくて無理かもって思ったけど(若干何言ってるかわかんないときなかった?)まあまあなんとか大丈夫になった。
しかしボーイズがことごとく声良くて後からキャスト確認してなるほどねってなった。
おんたんのおにいちゃんが見た目に反してめちゃくちゃかっこいいのが癪(すき)でもどう考えても先生一択だった。あのクズ感さいこうに好き。
なんかいろいろすごかった。後編やるときに前編まだやってたらもう一回観るかも。

(64/劇場鑑賞23)
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