カレン

コヴェナント/約束の救出のカレンのレビュー・感想・評価

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
4.3
「コヴェナント」とは
ユダヤ教、キリスト教において「契約」あるいは「約束の地」の意。
正に今作では、必ず果たす約束···自分自身にも強く課した約束がテーマになっている。

9/11をきっかけに始まった米国のアフガニスタン侵攻。

2018年当時アメリカ軍はタリバン壊滅を目指して、ひとつずつ武器庫を潰していく作戦をとっていた。

生きるか死ぬかの作戦の中、米軍のジョン·キンリー(ジェイク·ギレンホール)とアフガン人通訳のアーメッドとの友情というよりも、もっと強い絆の物語。

泣けた!もう私は涙もろいので、あの手作り担架のところで泣いてしまった💦

アメリカ軍の手助けをしたアフガン人は家族もろともタリバンに狙われる。

ギレンホールの男気にも泣ける💦

命も顧みない男と男
国籍も宗教も関係ない

アーメッドにとっての「約束の地」とはアメリカなのかもしれない。

ところで
劇場内を見回すと、半分位埋まった客席に、女性は私を含めてたった二人だった😅

アクションシーンは多いし戦争物だから仕方がないけど、これは女性が見ても感動しますよ、絶対!

二人の男が男同士の絆と、妻子への思いで揺れ動く様子など、ものすごく胸に刺さるし。

ガイ・リッチーにしては、とっても骨太にしあがっているし。

アーメッドを演じたダール・サリムもとっても良かった。

◆今現在においても
 米軍に協力した多くの 
 アフガン人が殺された
 り、身を隠したりして
 いるらしい。
 
 アフガン戦争はまだ終
 わっていないということですね。
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