カレン

白鯨のカレンのネタバレレビュー・内容・結末

白鯨(1956年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

19世紀
油のためにクジラを獲りまくっていた頃の話です。
この頃、日本はまだ鎖国中です。
その割にには「日本海のクジラはモーカンだよ」なんて話題が出てきますが。
今作のクジラの名前は、題名にもなっている「モビーディック」です🐳

クジラとの闘いは命がけ。
脚や腕を失うことくらい覚悟しなくてはなりません。

クジラにしてみたら、人間が勝手に殺しにやってきて、怪我をしたから復讐だなんて、「そりゃあんまりだ」の話しなんですけどね。
広い海を自由気ままに泳ぎ回って暮らしていただけなのにね。

ちっぽけな人間。

荒れ狂う海

怒れるクジラ🐳

とまあ前情報なしの感想はこれくらいしかできません。

これは旧約聖書の知識があればもっとズッシリくると思います。
それに、アメリカ文学の金字塔らしいので、やはり小説を読まなくては本当の良さは分からないと思います。

クジラが
暗い海の底に沈んだときの静寂

傷つき怒れるクジラが
突如海面から顔を出し
立ち上がるようなシーン

昨年のアカデミー賞に輝いた
「ホエール」の1場面はここからとったのでしょうね。

クジラとの闘いの特撮は素晴らしかったです。
カレン

カレン