ガイリッチー監督作品の傾向はよく存じていますが、いつものケレン味もなければ、クールさもない、お笑いもない。
【史実に基づく話】なのでドンデン返しもない。
彼が、ここまで泣ける人間＆友情ドラマを撮れたことが良い方向のサプライズでして、実写版:アラジンといい【もうガイリッチーへの固定観念は捨てようと決めました🤯】
何にでも当てはまることですが今作はとりわけ、何の予備知識もなしに見ることをお勧めします。
予想がつかない展開にはらはらドキドキさせられ、半分まできたところでストーリーはさらに思いもかけないほうに向かいます🥹
戦争映画は数あれど、アフガニスタンで米軍の通訳を務める現地の人という、これまで見過ごされていた部分に焦点を当てるのも興味深く、意義深い。
そこには問題提起もあるし、何よりも人間ドラマとして大きく感動させる。
いつもとはまるっきり違った直球のアプローチながら、戦闘シーンがスリルと迫力満点なのはさすがなのですが…
いくらなんでもタリバン兵がアホ過ぎてバタバタ⚫︎され、鼻につくほどいい話にまとめていることは疑問🤔
【アメリカ軍撤退後のアフガン現地通訳の現状】をしっかり描いている点ではポイントが高いです。
