健一

コヴェナント/約束の救出の健一のレビュー・感想・評価

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
3.8
信頼。 誓い。 絆。 約束。



2019年「アラジン」「ジェントルマン」
2021年「キャッシュトラック」
2022年本作「コヴェナント 約束の救出」
2023年「オペレーション・フォーチュン」
今年(2024年)は「The Ministry of Ungentlemanly Warfare」
あと「アラジン2」も控えている・・・

働き過ぎじゃない?😅
どうしたの?ガイ・リッチー。
マドンナ(元妻)に借金でもしてるんかい?😅

ということで。

あまりガイ・リッチー監督らしくない骨太な9・11アフガンもの。
米軍兵士 と 現地通訳。国境を越えた2人の固い絆を描いた衝撃作。


さて本作。 ネタバレあり。


これ実話なの?
それとも いつもの『実話を元に映画化』?
エンドクレジットの際には実際の人っぽい写真が流れていたのでホントにあった話なのかな?
だとしたら何故『真実の物語』とか『感動の実話』とかの文句で宣伝しないの?
実話じゃないのかな?🤔

あと。

設定は2018年。
あの悲劇的な9・11の惨劇から17年後ということ。
アメリカ軍はアフガニスタンであの日から17年経ってもまだ現地であんな事やってたの?
大量破壊兵器は無かったって立証したんじゃなかったっけ?
と。余計なところばかりが気になってしまいましたが・・・

言葉も宗教も文化も違うふたりの男たちの熱い絆に終始スクリーンにクギづけになってしまいました。🥹
こんな熱い男たちのドラマも撮れるなんて。
今回は恐れ入りましたよガイ・リッチー。

武器庫爆破のためにタリバンの統治下の工場へ向かうアメリカ軍。
しかし敵の奇襲に遭い曹長と現地通訳以外は全員戦死。
命からがら逃げ切るふたりだが、あと一歩のところで敵に銃弾を受ける。
虫の息の曹長を現地通訳のアーメッドはアメリカ軍基地までの約100Kmを手押し車で運び切る。😳
一躍有名になったアーメッドだが逆にタリバンから反感を買ってしまい あえなく家族と共に逃亡生活に。
昏睡状態のまま故郷に帰国した曹長は命を助けてくれたアーメッドの現状を知り『約束』を果たしにアフガニスタンへ戻る決意を固める・・・

熱い男達の絆の物語。 深く感動しました。🥺
ジェイクは凄くて当たり前。いつもの安定感。
アフガン人通訳を演じたダール・サリムが本当に素晴らしい演技を見せてくれていた。
当然ながら本作は彼が演じるキャラクターが物語のキーパーソン。
この大役を見事に冷静に演じ切っていた。
ストーリーをあえて壮大にせず、ひとつの作戦の中の出来事として単調に描いているのも緊迫感があって好感がもてた。
当時のアフガニスタンでの壮絶な現状をリアルに再現することに成功している。

『報復』から始まったこの戦い!

『やられたら、やり返す!』

それがアメリカの、アメリカ人の生き方なのか・・・

『ア・メ・リ・カ ファースト!』

何よりもまず、我々が先。

ラストに流れるテロップに心打ち下される・・・



2024年 3月5日 8:40〜
TOHOシネマズ池袋screen 8
💺119 席
客入り 30人弱。

「犯罪都市 NO WAY OUT」
「ネクスト・ゴール・ウインズ」
「マダム・ウェブ」
「落下の解剖学」
「コヴェナント 約束の救出」

見たい作品が5本も同じ公開日に‼️
もう、やめてくれーーーーーー‼️
メチャクチャしんどかったよ。😮‍💨
健一

健一