さすらいの雑魚

SISU/シス 不死身の男のさすらいの雑魚のレビュー・感想・評価

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)
4.0
フィンランド映画である。
髭の汗臭く老兵が主役。サウナに入りはしない😁
時はラップランド戦争末期。
元フィンランド軍特殊部隊最強の髭ジジイが、美しい北辺の荒野で掘り当てた金塊に手を出してきた、ノルウェーに撤退中の髭無し武装親衛隊を全滅させるお話。

人類最強のシモ・ヘイヘはモシン・ナガンで赤化露助を殺りまくり、本作のヒゲはツルハシ一本でナチ公どもを殺り尽くし、
そして私はホームセンターでツルハシを手に取る✨

史上最強の戦闘民族国家フィンランドのお話と思えば、手足飛び肉片舞い散る殺戮劇もリアリズムが担保されてる……のかな?
あの有名な コッラーの奇跡 の現場は、こんな感じてあったかもと、シミジミと考え込む雑魚です。

クソ野郎そろいの武装SSどもが、やたらと格好良く軍服を着崩し、よく見ればイケメンでイケオジ集団♪で、
漆黒の軍帽に呪われた銀髑髏が艶っぽい……あきらかに愛がある。むしろ愛しか無い🥰
さいごは袂を分かったとは言え、同盟国への愛憎はラブに大きく傾いてる感じなフィンランドさんの本音が溢れちゃってる描写だね♪

イケメン不良集団を臭そうなヒゲ爺が鏖殺する物語に、スクールカースト最下位だった映画ヲタク少年の在りし日の怨念と憧れを見たのは、私だけでしょうか?😁