ももさく

私の頭の中の消しゴムのももさくのレビュー・感想・評価

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)
2.7
不倫相手の男性が待ち合わせに来なかった…その後、コンビニでコーラを買った事をきっかけにある男性との思い違いのハプニングがある。その後、父親の仕事についていった事により2度目の出会いがあり…。

チェ・チョルス (チョン・ウソン)自分の意思をしっかり持った仕事に厳しい大工。

キム・スジン(ソン・イェジン)社長令嬢。

ソ・ヨンミン(ペク・チョンハク)スジンの元不倫相手。

他登場人物→スジンの家族、チョルスの母親、師匠、医者、看護師、会長、友人、建築関係者他。

若くても記憶障害になる可能性もある、若年性アルツハイマー病をメインにした作品だけど、人間ドラマ、恋愛要素も含め、2人の演技が良いので見ていて引き込まれる作品。

日本では2004年公開作品。当時映画館で見ました。チョン・ウソンがめちゃくちゃカッコいい!気性が荒い人苦手な私ですが何故かこの役にはズキュンと来ました。ソン・イェジンは最初メイク濃くて変!って思いましたが最初だけで後は、ひたすら可愛い。抱き上げて足で扉閉めるシーンも好き。ソン・イェジンは165㎝と小さくは無いのにチョン・ウソンが187㎝とガタイ良くデカイので華奢に見えバランス良い。

そんな2人が本当に幸せそうで、見てる側は羨ましくなっちゃう程、愛し合っているのが伝わる。だからこそ辛い。病気だからどうしようもない事を理解していても見てて辛い。

コーラ、車でゴーグル、焼酎一気飲み、トランプマジック、お弁当も印象的。

大好きな人が自分を忘れていく…肉体的な死より精神的な死が先に訪れる…今、本当に大好きで仕方ない人がいたとして、こうなった場合この状態を受け入れて一緒にいられるのだろうか?。

劇場で見た時は本当に色んな感情になったけど後半のコンビニシーンで、え?この少しクスッとなるようなシーンいる?って思ったのを覚えている。

「許しとは心の一部屋をあけるだけなのよ」

2001年に日本でテレビドラマとなった『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』が原作のようです。

キャッチコピー→「死より切ない別れがある」