通称「ヴァチクソ」。
プロデューサーの一人がTwitter（X）で日本の映画ファンと日本語でやり取りしてるのが話題になっていて（日本のプロレスの大ファンらしい）、レビューを読んだ感じも面白そうだったので観てみた。
平日の21時の回でガラガラだろうと思ってたら、結構埋まってた。隣の席の女子2人組はこういう映画見なそうな感じで（超偏見）、ヒットしてる＝映画ファン以外の人にも届いてるっぽいと思った。ちなみにエンドクレジットの後、「プリキュアみたい」って言ってて、Twitter（X）で検索したら、確かに「ヴァチクソはプリキュア」って言ってる人がいた。がんばえー。
内容的にはヒットしてるのも理解できる面白さで、B級の上の方という感じ。何も考えずに観られる。というか、このエクソシスト（悪魔祓いする司祭）の方、実在するというのもすごい。
ちょっとガタイがいい主人公の司祭が、かわいいスクーターに乗ってるのも良いって思ったら、これはラッセル・クロウのアイデアらしい。イタリア語話せるのかわからないけど、イタリア人の設定でイタリア語の台詞が多くてすごいなと思った。
こういうサタンとかキリスト教にまつわるホラーって、自分と全く関係ない世界なので、全然怖くなく、楽しく観られる。
悪魔に取り憑かれた少年が何か口から出しそう、出る！出る！何！？出たー！！っていうところが気持ち悪〜のハイライトだった。
後味が良く、カラッとした終わり方で、この後もシリーズで作られるのか？という感じだった。それに関して、Twitter（X）上ではそのプロデューサーの方が「がんばる」と発言していた。
夜遅い回観に行くのめちゃめちゃ面倒だったけど、観て良かった。
