なんとびっくり。
SFは一切してないのに
映像と音楽でほぼ【新海誠】でした。
【スパークル】や
【グランドエスケープ】じゃないのが
不思議なくらい。
とにかくエモい。
脚本と物語は正直、
「教師が生徒に集合写真撮らせる」とか
「最速でファーストネーム呼ぶ」とか
「マジかコイツら」
「リアリティないない」の終着駅だし、
学園ラブコメの様相なのに
コメの部分が相当薄く
むしろ
「モラハラと正論が蔓延する働きたくない職場」の
居たたまれなさで
ハートがずっとチクチクするし、
(美術教師以外ユーモアが死滅。ギリで【夢っぺ】)
「ジブリ家」に「ジブリ飯」は標準なのに
シンプルに学級崩壊しかかってる(個人の感想です)
のもイヤでモヤモヤ。
黒タイツの【りんくま】ちゃんの
素敵さは置いといて
【青磁】がとにかく肌寒そうなのも
気になります。
ただ
そこを補ってあまりある
延びのある360°カメラワーク。
こだわりのアングル。
「女子の制服ズボン」みたいな細かい演出。
そして何より、
圧倒的な色彩感覚。
スクリーンがキレイすぎますよ。
こりゃもう
歴代映画の「空」の中でも
トップ10に入るんじゃないのかというほどの美しさ。
「白不織布」は「3Dの小顔」がイイし
【白岩】くんの演技はまだ努力義務だし
【JO1】には一切思い入れないんだけど
エンドロール後のオマケも観たら
強制的に爽快な秋風が吹き抜けちゃうもんだから、
あんまり悪くは言えないですね。
《ごめんなさい!お父さんは……何もなかったや》