このレビューはネタバレを含みます
何回泣いた事か。
命の儚さと、子供たちの持つ素直さ、正義と選び。
子供の頃、大人からかけられた言葉は大人になっても、心に刻まれるものは多い。
校長先生が、トットちゃんの目を見ながら優しく言う「君は本当はいい子なんだよ」と言う言葉が、本当に優しくて、こんな言葉をかけてくれる大人がどれだけいるかで、子供の人生は変わる、と強く思いました。
また、泰明ちゃんのお母さんが、汚れた泰明ちゃんの服を見て涙を流すところも、
1人1人の登場人物の心を丁寧に描いている映画で、今を生きる人たちに本当に沢山の人に観てほしいと思います。
そして、後世に残って欲しい作品です。
校長先生のような人格者になりたいと、心から願いました。