Mariko

ネクスト・ゴール・ウィンズのMarikoのレビュー・感想・評価

3.9
予告で観られるもの以上でも以下でもないけど、程よく笑ってふんわり幸せになれる映画(ちょっと盛ってるけど実話 by監督(笑))。作品の完成度云々より、この幸せになれる空気感をよしとする気持ちは大事にしたい。

それぞれのキャラクターを深く掘り下げたりはしないのに、監督もメンバーも皆愛おしく思えるのが嬉しい。
特に、FIFA初のトランスジェンダー女性選手を演じてる「ファファフィネ」(サモア語で第三の性、の意)の方。演技経験ないけどこの役にオーディションで選ばれたとは思えないハマりようで最高!
マイケル・ファスベンダーは、クールで寡黙で心に闇がありそうな役が多いけど、ある種面倒な男が最終的には自分にも周りにも"Be happy!"と言って前を向いていけるこのキャラクターすごくよかった。

ワイティティの悪ノリ出演は、もはやご愛嬌というかお家芸というか笑。
Mariko

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