健一

ネクスト・ゴール・ウィンズの健一のレビュー・感想・評価

4.8
負けを知る、すべての人へ。 🥹



最高ーーーーーーーーーーーーーー‼️
今年最初の『掘り出し物』見つけちゃいました。
「クール・ランニング」劇場公開からちょうど30年!
あの興奮、感動、歓喜がふたたび!
劇場でサイコーに笑って、泣いて、感動させてもらいました。
見るかどうか迷っている方!絶対見なきゃ損ですよーーー!🤭

2001年のW杯の予選で米領サモアチームはオーストラリア戦で『0-31』という記録的惨敗を記してから『世界最弱チーム』と呼ばれるように。
2014年の予選では長年の汚名を晴らすため 何としても『1ゴール』を決めたい!
そんな米領サモアチームの前にアメリカから鬼コーチがやって来る・・・

「クール・ランニング」同様、本作も『ほぼ実話』な作品。
なので本当の感動がある!
そのにまず説得力があり人生の応援歌として我々観客を奮い立たせ、感動し 泣かせてくれる。

プラス。

タイカ・ワイティティ監督が得意とするキャラ達の自虐ネタ、スローライフな生活を営む米領サモアの人達の考え方とアメリカ人鬼コーチとのギャップ。
『ホントにこの人たちがサッカーW杯の選手?』と思わずにはいられない人々のオンパレード。

しかし。

厳しい練習を重ね 共に時を過ごしていくにつれ徐々に距離を縮めていくコーチと米領サモアの人々。
この過程がワイティティワールド全開でとても心地よい。しかも『ほぼ実話』なので何故か安心して見ていられる気持ちよさがたまらない。

そして向かえる『奇跡の試合』。

結果が分かっていても大興奮し大号泣させてくれる見事な演出に見事にハマってしまった。

各選手たちの個性、サッカー協会の会長、元コーチ、そして隅々まで街の人々。
米領サモアの人々がとにかく素晴らしい。
彼等の温かい『おもてなし』が本作を最高なものにしてくれているのは間違いない。

1984年のオリジナルの「ベストキッド」を所々に小ネタで使っているのは おじさんには嬉しいご褒美。

とにかく『一本の映画』でこんなに笑って こんなに興奮して こんなに大号泣したのはホントに久しぶり。

最近の寒暖差で体調不良が続いている方。
ストレスが溜まり気味な方。
ついてない日々にうんざりな方。

もーーーーー!

すべて この作品 が吹き飛ばしてくれますよ!🤭


2024年 2月26日 12:05〜
TOHOシネマズ日本橋screen 4
💺121 席
客入り 30人くらい。

3年5ヶ月ぶりに訪れたTOHO日本橋。
外国人観光客でいっぱいなのかなぁ〜
なんて思っていたがそんなにいなかった。😅
天気が良くて歩いていても気持ちいい。
健一

健一