吉田ジャスティスカツヲ

ネクスト・ゴール・ウィンズの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

4.6
何かの映画宣伝を見たとき観客は『この監督✖️この題材ならハズシはしないべ』という事前の心構えのようなものが生まれたりしまして…
それは時として、変なプレッシャーや誤解を生んだりすることもあると思うのですが🤔
ソコん所をタイカワイティティが監督すると言われたら、それはまぁ私も不覚にも一回以上は烏龍茶吹くこと間違いない🤧


スポーツ実話ドラマによくある、弱小チームが一念発起して大奮闘というフォーマットを踏まえつつ【そのドラマにのせている感情が、他の類似作とはまるで違う】という味付けが本作最大の特徴‼︎
試合に勝つことだけが何よりも大切なのか…
人生には本職以外のものがあるのではないか…
サッカーチームの監督をする主人公の胸中に、次第にそんな問いが生まれていくお話。

【仕事にユーモアを忘れたら死ぬタイカワイティティ監督】がそんな独自のドラマを意図しているのは、本来ならクライマックスになるはずのゴールシーン🥅の描き方でも明らかで、そこにカタルシスが足りないと感じる方も多くいらっしゃると思います。
そこが減点要素。

私は幸せな気持ちになりましたがね👍