実話を元に作られた王道スポ根ものにタイカ・ワイティティ味を少々といったところ。
ところどころ挟まれるギャグに苦笑しつつ肩の力を抜いて観れる。
個人的にタイカ・ワイティティの小学生男子が考えたようなギャグセンスが好きで、今回も登場人物の誰よりも目立つタイカ・ワイティティや、最後に写ってた何故かナイフの刺さったおっさん等々なかなかツボにはまった。
これがどうして、好みが分かれるところで私の観た劇場で笑っているのは私のみであった……。
数ある実話ベース映画の中でもかなり脚色の少ない方であったのではないだろうかと最後の映像をみて思ったが、すっかりサモアチームのファンになってしまった。
今後のワールドカップでは注目してみようと思う。