愛すべきスタッフ達による愛すべき作品。
前作や『シティ・ハンター』『バッドマン』等、程よく力を抜いて観れる絶妙な空気感がなんとも愛おしい。
全体的にコントのようなやり取りが続いていき、大小関わらず笑いが絶えることがない。劇場内も緩い笑いで包まれて居心地の良い空間であった。
このラショー監督、何よりも作品への愛が深い。本作でもちょくちょくみられる色々な映画へのリスペクトは映画好きとしてもニヤリとさせられる。
この監督の他の作品を観てすっかり愛着の湧いた他の出演者たちもそうだが、ぜひ今後ともスクリーンで観る機会にあずかりたいものである。