試写にて鑑賞しました。
雪山の山荘で起きた男性の転落死。近くにいたのは妻と視力障害の息子のみ。
多面的で複雑な人間を“解剖”するように描かれる法廷劇。裁判にとって、人間にとって、真実とは何なのか?
映像表現が多彩で揺動させられる!
証言、映像、音、全て筋が通っているような、でもどこか引っかかるような。
違和感を胸に、訝しみながら見守るしか出来なかった。見応えたっぷりです。
サウンドデザインしないところも好印象でした。BGM無しで感情操作の隙を与えないのは強気ですよね。
あの間が、ずるい。語り合いたい作品です。