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⾼野⾖腐店の春の磨のレビュー・感想・評価

⾼野⾖腐店の春(2023年製作の映画)
3.5
広島・尾道を舞台に拘りの豆腐店を経営する愚直で頑固な父と、明るく気立てのいい出戻りの娘によるヒューマンドラマ。

皆さま仰ってますのでわざわざ言う事ではないのかもしれませんが、高野豆腐店“こうやどうふてん”ではなく“たかのとうふてん”です。
“春”にはいろんな意味が含まれてると思いますが、麻生久美子演じる娘の名前が春ちゃんなので、【藤原とうふ店の86】みたいな感じのタイトルなんだと思います(知らん人には全く伝わらんわ笑
兎に角、口頭でチケット買う際はご注意くださいませ(笑)

時にコメディあり時にシリアスあり、その奥には少し重い歴史ありの人情・愛情ドラマ。
鑑賞後、心に沁みる朗らかさは、良質な邦画らしさを感じる。
個人的に少しだけ苦言を呈するなら、内容の割に長尺に感じる部分かな?


鑑賞後にお豆腐を食べたくなるものの、本作内に登場した“ちゃんと作った”豆腐を買える店はそう多くないかと‥。誤魔化すために色々な薬味投入したり台湾風にしたりして愉しんでます(笑)
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