健一

グランツーリスモの健一のレビュー・感想・評価

グランツーリスモ(2023年製作の映画)
3.8
私も子供の頃もっと『ツインビー』や『ゼビウス』などを真剣にやっていたら今頃パイロットになれてたのかな? 😅

ってなワケで。

カーレースのゲームで『真剣に』遊んでいたらスカウトされてホントにレーサーになっちゃった青年の驚くべき実話‼️ 😱
いやぁ。実話じゃなかったらヒドイ脚本。😅
ホントだから仕方ない!っていうかホントなの?
よし!確かめてやろう という事で本作を鑑賞。


さて本作! ネタバレあり。

子供の頃はゲームばっかりやっていたが、大人なって全くやらなくなってしまったので『ゲーム狂』の青年の気持ちにややついて行けない。🥵

でもでも。

めちゃくちゃ面白かった。
予想を大きく超えて興奮し、感動し、涙し、歓喜させてもらいました。😁
デヴィッド・ハーバーはアカデミー助演男優賞にノミネートされるのでは?
キャリア最高の演技を披露してくれている。

両親には理解されず、弟は優秀。
そんな青年が『日産』にスカウトされプロのレーサーになるまで心身共に鍛えられる。
そりゃ誰もが思うだろう。
『あまりにも無謀なプロジェクト。無理だろ?』と。
そんな常識を本当にひっくり返してしまった まさかまさかのホントのサクセスストーリー。
こんなお話。全然知らなかった。😳

とにかくレースシーンの迫力の凄さがハンパない‼️
手に汗握る、身体が硬直する、鳥肌が立つ。
思わず声が出てしまったくらい。😅
人間ドラマとしてはちょっと表現不足だが、レースにかける熱い男たちの情熱は びんびん に伝わってくる。

監督は南アフリカ🇿🇦出身のニール・プロンカンプ。
2010年の「第9地区」がB級SF映画にもかかわらず まさかのアカデミー作品賞にノミネートされ一躍『時の人』となった監督。
あれから10数年。監督として かなり腕を上げてきてますね!🥹

主人公のヤンを演じたアーチー・マデクウィも大作映画の初主演にも関わらず存在感を発揮していて初々しい。😅
オーランド・ブルーム、ジャイモン・ハンスウもなかなかの好演だったが、やはり凄かったのはデヴィッド・ハーバー。
ますます彼のファンになった!

カーレースを扱った作品としても、実話を元にしたサクセスストーリーとしても最高に楽しめる娯楽大作。

『直感だけは、教えられない。』

もうこの一言に尽きる。



2023年 9月15日 公開初日 9:30〜
TOHOシネマズ池袋screen 2 《轟音上映》
💺143席
客入り 40人くらい。

轟音(ごうおん)上映専用シアターで観て正解!
ものすごい迫力でした。😱
本作を劇場での鑑賞を検討中の方は是非とも なるべく大きなスクリーン&音響の良い劇場で!
本編前のコロンビアピクチャーズのサウンドも大音量(轟音)で早くも鳥肌が。😲
健一

健一