美女が世の中規範を外れてことに周りが混乱と
ベラがシステムを内部から破る成長（異常なスピードの成長）がフランケンシュタイン古典 サンプリングしたような形で、歴史的であったり、現代の生きづらさ全般、フェミニズムの文脈を含み語られ、全て理解できなくかなり深い。
人間の不条理を一貫して描いて、初めて〇〇〇をするシーンに画面がカラーに変化するし身体的喜びをビビットに感じるなど演出も美術など隙が無いように思える。
よくあるアート映画のように置いてけぼりにならずしっかりエンターテイメントしている（18禁ですが）
この作品の好きな所は人間のタブーに真剣に挑んでいる所でエログロナンセンス全開なところです。
エログロナンセンスが苦手な方は無理しないでください。エログロナンセンスが軸になるので見る人を選ぶ作品ではあります。
誰が哀れなるものたちなのか？タイトルもまた素敵ですね。
