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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズのmitoのレビュー・感想・評価

2.5
2024年11本目。
ゲーム配信でもよくプレイされていた「ファイブナイツアットフレディーズ」の映画化。
ブラムハウス製作なので期待はしていたが…、ゲームはある意味「違和感察知ゲー」の元祖とも言って良い設定だったが、前半にそのオマージュとも取れる場面はあったもののそれ以外は普通のスラッシャー映画。

しかも舞台が閉鎖された着ぐるみアミューズメントなダイナーという「それって何処のウィリーズ・ワンダーランド?」ってなってしまっているのがかなり不味い。
ニコラス・ケイジ主演のウィリーズ・ワンダーランド。恐らくだが、ファイブナイツ〜にも大分影響を受けているであろうこの作品と舞台も設定もクリソツ。

なまじウィリーズ・ワンダーランドがジャンル裏切りの形で面白かっただけに、正統派のスラッシャー展開で押してくる本作と比較すると、完全にウィリーズ・ワンダーランドに軍配が上がる。

上記のような類似点を抜きにしても、何か盛り上がりに欠け、兄妹の絆も、主人公の葛藤もイマイチ。

原作ゲームの良さを一切活かしきれていない印象を持った。
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