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ザ・クリエイター/創造者のkissenger800のレビュー・感想・評価

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
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本業がバタバタしていて、しかもそれが取材原稿をアウトプットまで持っていく間接的に「物語に触れる」系タスクなもので。
小説や映画などの「フィクション」摂取前におなかタプタプになるぐらい水分摂っているうえでなお飲みたいかっつーといや今はちょっとそうでもないかな的状態、うっかり濃厚韓国フィクションを10分ほど再生して「んーもうちょっとバカなやつのほうが今の気分には近い」ってなった挙句のチョイスがこれ。ちょうどエエ。そうそう、このぐらいガバいフィクションを注文したかったんす。

- え、ハロン湾ですよね?
- って考えるとベトナム戦争への解像度、粗すぎない? これはこれでまた別のBarbenheimerですよごめんなさいアメリカ人なんで頭悪くてー。って言い訳はそう何度も通用しない筈だが
- バンコクmeets渋谷すなわちNew Asia、なんならネパール風味も添えて。って雑コラ感、全部を知っている者からすると好意的な感想を述べるほうが難しいな。だっておまえらLAとNYとシカゴを混ぜて「New US」って設定作ったらぜったい文句言うだろうが
- クライマックスはラピュタというよりはギガントっぽかったです

総合してデンゼルならこいういうのは脚本読んだうえで出んやろ。という親戚おじさんの渋い顔になったものの、バカ映画を欲して見た以上、これはこれでヨシ。という評価ではあります。ディープ・パープルがバカの象徴みたいな使われ方をしていたのもちょっと、いやごめん訂正するわ、相当ウケました(=Zep派)。
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