1968年の京都。
日本の高校生と朝鮮学校の若者のケンカと恋愛を描いていますが北朝鮮情勢が今のような情況の中で、やれICBMだあ！中性子爆弾だ！なんて言うセリフが若者のケンカの中に普通に出てくるものですから、観なけりゃ良かったと途中で思ってしまいました。
高校生のケンカ場面が次々と出てきますが、大勢が数人を取り囲んでのリンチに近い場面や素手ではなく武器を使用して痛めつける場面、勝負がついているのに相手に何度もしつこくダメージを与える場面など不快な場面が多くて、きれいごとは取っ払ってできるだけ生々しく描きたい？という井筒監督の真骨頂を感じます。
しかし、もしこういうことが実際に無いならこれはひどいし仮に有ったとしてもひどい。
