子供の映画デビューに。キッズも入れる回で鑑賞しました。
普段、Netflixで子供が見てる脇で別作業しながら耳で聞いてる程度にしかパウパトに触れていないため、キャラクターたちの背景とか特徴とかよく知らないまでも「パウッと解決」という決め台詞とネイティブ発音の英語のテーマソングだけは耳に残っていました。
まぁ付き合い程度に捉えていてまったく期待していなかったのですが、子供映画だと侮るなかれ。予想以上に面白かったです。
テレビで見る短編と比べると遥かにストーリーがしっかりしています。
何より今回活躍するのが、他の子犬たちより一回り小さいスカイという女の子です。
身体が小さいというコンプレックスに悩んでいたスカイですが、小さな身体で悩むことより自分から動き出す気持ちの方が大切だということに気付きます。
そのせいで空回って大きな失敗を犯してしまうのですが、仲間たちはスカイに信頼を寄せて最後の後始末を任せてくれるのです。
スカイがこれまでの人生で辛かったことや立ち上がってきたことを思い返しながら巨大隕石に立ち向かうシーンは、大人を感動させる演出に仕上がっていました。
いつもどんな困難もパウッと解決してきたスーパー犬たちですが、今回はそこにそれぞれの長所を活かした超能力が身に付いて、さらにパワーアップします。その分、敵も強力です。
なかなかマイティパワーが発揮されず、子守りを任されていたリバティが窮地のところで秘めていた能力を発揮したシーンも、ちゃんと彼女の特徴を生かした能力で、なるほどと思わせる展開でした。
