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変な家のdm10foreverのレビュー・感想・評価

変な家(2024年製作の映画)
3.9
【リアル・間取りっド】

「こんにちは。dmと申します。今回はうちの祖母の家での出来事をお話したいと思います・・・」

フフフ、ちょっと雨穴さんっぽくやってみた。
っていうのもね、今回映画を観て思い出したんだけど、今になって思えばお婆ちゃんの家にもそういう「変な間取り」ってあったな~って。

お婆ちゃんの家は2階建てで、その2階にはお婆ちゃんの寝室の他にもう二部屋あったんだけど、そのうちの一部屋は以前叔父さん(うちの父の弟さん)が住んでいて、僕が物心付いたころにはもう空き部屋になっていました。
でも、部屋自体は叔父さんが暮らしていた時のままで、ベッドや本棚、灰皿まで残っていて、子供だった僕たちはこっそり忍び込んで叔父さんが残していった雑誌なんかを読んだりして遊んでました。
ある時、ふとベッドの奥に普通よりもひと回り小さめの扉があることに気が付きました。
でもその扉はベッドをビッタリ寄せられていたため簡単には開けられそうにもなかったんですね。
で、お婆ちゃんに「あのドアなに?」って聞いたんですが、「あ・・・あれね・・・」って言ったっきり何も教えてくれないんです。
もう好奇心が服着て歩いているような年頃のdmは気になって仕方がなかったんですが・・・・

わかります?
何だか心の中に湧き上がる漠然とした違和感っていうか、理由のわからない恐怖っていうか・・

10畳くらいあるお部屋だったので、わざわざそこに置く必要なんてないはずなのに、何故か「そのドア」を塞ぐように置かれたベッド。
そして何でもないなら「あぁ、あそこは物置だぁ」って言えばそれで済んだはずなのに、最期まで教えてくれなかったお婆ちゃん・・・。

結局あのドアって・・・・・・

続きはネタバレも含みますので、フィルターかけて「壁と壁の隙間にある謎の空間」に隠しておきます。
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