2014/11/07鑑賞 (DVD/字幕)
あー、なるほどねー。
これは観る前の期待値によって評価が分かれそうですね。
ジョニデとアンジーという超豪華コンビ主演だからって超大作を期待すると、きっとがっかりします。
刑事がヒロインを張り込んで追跡している冒頭のシーンからして、緊迫感のかけらもない、ゆるふわな雰囲気が漂ってますからね。
ち、近っ!尾行の車近っ!!!アンジー(=ヒロイン)後ろー!
一から十までそのゆるさでどう考えてもおかしい件がスルーされて行くので、鑑賞者は、「気 づ け よ!!!」と地団駄を踏むしかありません。
っていうか、ひょっとしてですけど、あの警察の人、とびきりの無能と違います?
一応どんでん返しがあるのでできるだけネタバレしないように表現すると、この映画って結局ハイスペックバカップルのちょっとしたプレイの一種に過ぎないですよね。
これいちゃついてるだけじゃないの!
その二人のお戯れに周りの人間が巻き込まれて右往左往って言うね……。
公称はロマンティックスリラーらしいですが、スリルはあんまり無いので、ロマンティックコメディだと思って見たほうが良いですね。
私はそのつもりで観たので笑顔で観終えることができました。
こんな豪華キャストと豪華ヴェネツィアロケで2時間ドラマっぽいものが見られるなんて!素敵!