りふこ

オペラ座の怪人のりふこのレビュー・感想・評価

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)
3.6
2005年初鑑賞(映画館/字幕)

舞台がオペラ座で、ヒロインは歌手クリスティーヌ。
そして原作小説ではなく、有名なミュージカル版の映画化ですね。
なので当然歌がメインの作品です。
流石に音楽は素晴らしいもの揃いでした!
一番有名なテーマ曲「The Phantom of the Opera」は映画や舞台を観ていない人でも聞いたことがあるのでは。

エミー・ロッサム演じるヒロイン・クリスティーヌがとっても可憐。
ちょっとぼーっとしてるようなところもあるけど、まあ、謎の先生「音楽の天使」の存在を信じてるくらいですから、ぽやっとした性格でいいのではないですかね。
歌もイメージ通りでよかったなー。

美術も豪華でした。
やっぱりオペラ座の怪人と言えばシャンデリア落下シーンですよね!
仮面舞踏会のシーンの華麗さも良かったです。

クリスティーヌが怪人ファントムと幼馴染ラウルとの間で恋愛的にふらついてるようにも見えるし、実際そういう面も少しはあるかもしれない。
でも、ファントムとラウルって、一人の少女の中での「より良い音楽を追求する芸術家としての人生」VS「愛情に満ちた平穏な一女性としての人生」という葛藤を擬人化したようなものだと思うので、いうほど二股でもないはず……。
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