イベリー子豚

6月0日 アイヒマンが処刑された日のイベリー子豚のレビュー・感想・評価

3.3
……ちょっと何言ってるか分からない。






これはある意味
『ニュー・シネマ・パラダイス』だったのかなぁ。



とりあえず
主人公の少年がずっと
「生意気ベースの反省しないマン」のままで
シンプルにムカムカしたし
(話がなかなか進まないので眠っちゃったし)
イスラエルにも戦後ナチスにも不勉強で
没入出来なかったし……
(きゃわいい女の子も出てこないから眠っちゃったし)
ってことで
寝落ちしちゃいましたね。


知ってる前提な部分が多いのと
メリハリのある起承転結がなく
煮え切らない感じが
どうにも裏側にある政治的背景を
読みとらせヅラい
不親切な仕上がりにしています。


『帰ってきたヒトラー』みたいな
「不謹慎コメディ」にした方が、絶対良かったのに
スローペースな
『下町ロケット(だが情熱はない)』を
されたところで……。


自己肯定の最終結論が「Wikipedia加筆」なのも
ちょっと理解しがたいですよ。


「史実は小説の方が奇なり」なんてことも
あるんですねぇ。