実話に基づいた話。
コロナ禍を生きる世の中、株式市場で起きた事件。
ゲームストップっていうゲームの小売をする、いかにも
冴えない企業の株を空売りして、ヘッジファンドが
大儲けしていた。
ゲーム感覚で金儲け。何かを生み出したわけでも
ないのに、豪邸に住み、コロナ禍でも会食、パーティー。
生活が苦しい庶民。きつい仕事のエッセンシャルワーカー。
ある個人投資家がゲームストップの株をどんどん
買って支える。インターネットで動画を配信。大金持ちのヘッジファンドに対抗するため、
庶民が立ち上がり、どんどん株を買いまくる。
高い値段で大量に売って、下落した株を買い戻すことで、
利益を出すヘッジファンド。だから株価を上げようと、
みーんなゲームストップを買うんだけど、みんな
どんどん高くなる株価に、いつ売ろうか…迷いが。
よく分かりますよね。タップしたら億万長者。
でも裏切り者…そんな気持ちがスクリーンから
伝わります。
庶民と大金持ちの対比がおもしろいのと、株式市場の
あり方を真っ正面から問ういい作品。
やっぱり堅実に生きようと思いつつ、羨ましさも。
前半、ちょっとだれたので減点。