「株取引は平等に」の精神のもと、お金持ちvs庶民たちの構図で描かれる株取引のフランス革命!
2019年に実際に起きた『ゲームストップ株騒動』の映像化作品。
株に疎くてつい最近そんなことが起きていたのをそもそも知らなかったんですが、
私も株で億稼げるんじゃないか?と錯覚できる夢ある映画でした。億あってもコミコンで溶かす未来しかないんですけどね。
コロナ禍&SNS時代という、この時代だからこそ起こり得た点滴穿石な実話を、スピーディかつテンポ良くまとめ上げていて面白かったです。
シビアな現実の中で闘う個人という構成と、社会派要素をコメディに昇華していく手腕は、この監督ならではだなあと感じます。
『アイトーニャ』にも『クルエラ』にも近しい雰囲気。
セバスチャンスタンが出てるの知らなくって、声出ました。彼の作品選び好きだな〜。登場のシーン、最高にカッコよくて最高に笑えるので元気ない時にまた観たい。
デインデハーンっぽい人いるな…いやでも似てるだけ…?とモヤモヤしてた人はエンドロールでデインデハーンだと確定しました。こんな役もするんだ!