8年ものブランクがあったというのに、この世界線は時空が歪んでいるのかというぐらい「変わってない」雰囲気には若干目頭が熱くなりそうなレギュラー陣の面々の続投。先ずこれだけで嬉しい。
とはいえ、時代の移り変わりによるパワーバランスの変化などは面白かった反面、すっかりと牙が抜かれたような工藤D(今回はP)は金属バットを振り回したとて、かつての圧倒的な“傍若無人振り”は空回りしているかのように見えたのは少し寂しくも感じる(それがフリとして後半展開にも効いてはくるが…)。
傑作『～File4』をブラッシュアップしたような印象ではあるが、ワンショット(風)で視聴者を異次元へ誘う展開はやはりワクワクするし、良く出来ている。
観ている側にも念(q(^-^q)がんばえ～ 的なw)を送るように促したり、エンディングテーマ曲も含めて、もはや“コワすぎ”というより「やりすぎ」てはいるが、それを良しとするファンに支えられた関係性に成り立つ“あったかい”作品だった(でも、もっと無茶苦茶やってもイイんじゃない？)。
スコアですか？
3.5点、満点です!!
