ナポレオンの半生を描いた作品。
リドリースコットなので、戦闘シーンは迫力があったけれど、私はイマイチ乗り切れませんでした。
ホアキンフェニックスがあまり好みではないからなのか…。
ナポレオン(ホアキンフェニックス)は、初めはフランスを守るという大義があったけれど、だんだんと他国を征服する姿勢に変化。
半分力づくで自ら皇帝となり、その後ロシア遠征の失敗からエルバ島に流されるが、フランスに戻り、ワーテルローの戦いで力尽きる。
最後はアフリカの英国領セントヘレナ島で一生を終えます。
ジョゼフィーヌ(ヴァネッサカービー)をずっと愛していたけれど、15年間子供はできず、泣く泣く離婚。
オーストリア皇帝の娘と再婚してようやく息子をもうけます。
ヴァネッサカービーは相変わらず美しい。
ナポレオンの最後の言葉が、『フランス、陸軍、ジョゼフィーヌ』とは、彼の価値観を端的に表していて印象的。