無戸籍、DV、性虐待、ヤングケアラー。
ハードな題材盛りだくさんで、杉咲花のこの差し迫ったビジュアル。これは見るしかないということで映画館で1人鑑賞。
恋人の目線から市子の人生を追っていて時系列も少し複雑なつくり。
ハードなシーンはそこまで直接的な表現ではなく、目を背けたくなるようなシーンはなかった。
普通に幸せになれていたはずの女の子なのに、全て少しずつ方向性がずれちゃったのよね。
産まれたタイミング。母親の余裕のなさ、いい加減さ。暑い団地の部屋の中での介護。義父の性欲。
数ミリ違ったら、あんな人生にはなってなかったはず。ちょっとしたことで狂ってしまうってのは全員に可能性があるのかも。