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ドント・ウォーリー・ダーリンのyucatのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

50年代イメージのカラフルな世界。
あの時代の車で夫達は会社へ。妻は綺麗なワンピースを着て、家事に勤しむ。
豪華な食事に、素敵なインテリア。
週末にはカクテルパーティ。

この生活、現代人から見ると全然羨ましくないな…妻のアイデンティティは、従順で家事好きであるのと?夫に尽くすこと?
現代においてもそんな価値観を持ってる人は一定数いるのかな。

実際には、これは仮想現実で、現実世界では、医師として手術に明け暮れて、家では夫が料理もせず仕事も見つからず…といった状況の主人公アリス。
無理やり夫に眠らされて仮想現実の世界に連れて来られたけど、仮想の中でも自我が目覚めていくってお話。

仮想現実みたいな映画ってあまり見たことなかったけど、この世界を作ったとされるフランクって、別に現実世界から眺めていればいいだけなのでは?なぜ一緒にあの世界に入る必要が?
ところどころ、辻褄が合ってないと感じさせる部分はあったけど、割と面白かった。

他のカップルはどうやってここに来たのかそんなエピソードも知りたかった。


フランクの奥さんはAIみたいだったな。
アリスはミッドサマーの子だけど自然体で素敵だな。
ジャックはワンダイレクションの人らしいけど、演技下手じゃないか?わざと?
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