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ぼくを葬る(おくる)のOtunのレビュー・感想・評価

ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)
4.1
監督はフランソワオゾン。
で、主演はグザヴィエドラン監督作『わたしはロランス』のメルヴィルプポー。
彼が演じる、売れっ子カメラマンの主人公が、突如重篤の病に犯される(だいぶ冒頭から)。

病気を原因に、主人公が自分にウソをつかなくてはいけない状況の数々が、苦しい。
全て、彼のこれまでの希望の人生と、おそらく正反対に進んでしまう。
その中での、残された時間。

特に、後半の問題を抱えた姉との電話の後ちっぽけなカメラで写真を撮ったり。
昼間っから飲んじゃうウォッカ。
びっくりな愛のトライアングル!(笑)。
愛のカタチは様々ですな⬅勉強。

驚きつつも、かつビビットな描写(主人公の行動)の連続に、観ていて心をもってかれます。


フランソワオゾン、
『17歳』が一番かと思ってたけど、こっちかなー。
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