Otun

スワロウテイルのOtunのレビュー・感想・評価

スワロウテイル(1996年製作の映画)
4.3
私の話を少々。
馬車馬。いや、馬車馬を越える馬車馬月間。
この二ヶ月、私は本当に馬車馬だった。
大袈裟でなく、1日の内の20時間くらい、日々を仕事に費やした。
時間との戦いの日々。映画鑑賞出来ないのはもちろんの事、睡眠を削り、プライベートの全てを削りでの仕事の連続。
最後の方は、髪は抜け落ち、出したおしっこは赤く濁っていた。それはもちろん嘘だが、そんくらいだった。
そんくらいおじさんの私だった。


が。その馬車馬月間も終わった。
全てが、一段落したのです。
今朝。二ヶ月振りにゆっくりと寝て、窓を開けると青空が広がり、大きな虹が出ていた。
そして、私の肩には小さな青い鳥達がとまりました。
まぁそれも全部嘘ですが、そんくらいだった。
そんくらいおじさんの私なのです。

映画が観たくなった。
久しぶりに大好きな「スワロウテイル」を観ようと思った。
作中。円都倶楽部でグリコがバンド達と「マイウェイ」をセッションするシーンが胸に突き刺さる。
「そんなダセー曲やんのかよ」とかさっきまで言ってたドラムスが強くスネアを叩く。

ウルウルした。
いいなぁ。
生きてるっていいもんやなと思う。
はい、まだ疲れてます笑。

と言う訳でして、フィルマークスまた再開したいと思います。
皆さま改めてよろしくお願いいたします。
Otun

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