ぼくを葬る(おくる)の作品情報・感想・評価

「ぼくを葬る(おくる)」に投稿された感想・評価

Andrew

Andrewの感想・評価

3.1
この映画を観て寝たら、
ゲイが3Pか4Pをしてる夢を見てしまった...。
しかも暴力的で、違う映画でそんなシーン見たような気がするなあ。

主人公に監督が自分を投影しているのだとすると、オゾンは自分は孤独だと言いたいのだろうか。
家族も、恋人も、秘密を打ち明けるほどの絆はない。

自分はどうだと考えてみた。
まず祖母には会わないだろう。
家族にも言わないと思う。
おそらく遠方の恋人のところに転がり込むだろう。
たぶん、人は死ぬとわかったら、今いる場所から、少し離れたところにいる人に会いたくなるのではないかと思う。

この映画では、主人公の望んだタイミングで死が訪れるけど、現実そんなに合わないだろうなーと思う。
よしここで死のう!と思って、そこで静かに死ねる、って、とても幸運なことだ。
そういう意味で、とても理想的でファンタジックなラストだった。
「VOGUE」等のファッション雑誌のカメラマンでゲイでもあるロマンが、余命3ヶ月の宣告をされ、病魔との闘い、病気との葛藤の中で死ぬまでに自分を見つめ直し、どう生きていくか?を描いた作品です。

癌の転移が見つかり落ち込んでしまったロマンが、家族と恋人である彼氏にひどい仕打ちをしてしまいます。
家族と彼氏に病気のことであたる気持ちや苛立つのは分かるのですが、ここまで言わなくてもいいのにと思いました。
でも、あばあちゃんにだけ病気と自分の気持ちを伝えることができ、分かり合える唯一の人です。おばあちゃんのセリフと2人の姿が、とても素敵で感動しました。おばあちゃんとのシーンが、この作品の中で1番良かったシーンです。
ラストシーンは、とても映像が綺麗で美しい終わり方でした。

主人公ロマン役を演じたメルヴィル・プポーは、素晴らしい演技と美しさ、かっこよさがありました。
おばあちゃん役を演じたジャンヌ・モローは、脇役ながら、この作品を良く魅せていて素晴らしい素敵なお祖母さんでした。

生と死のことを描いた作品は、この作品だけではなく数多くあります。
数多くある作品の中のこの作品は、単に生と死のことを描かれているのではなく、美しさある映像の中で死を迎える主人公を描いていました。
死ぬまでの主人公の生き様には共感できなく、ストーリーの流れは淡々としていましたが、美しい・晴らしい・感動の余韻が残りました。
こんな綺麗な死に方したい(´・-・`)

会いたい人に会って、
出来るだけしたい事をして、
残せるものはのこして。

おばあちゃんとのシーンで
胸がグッッとなりました。
わたしもこんな状況になったら
一番最初におばあちゃんに話すかも…
景色が綺麗だった

残り短い人生だと知ったら、なにをするだろうかと思い悩みました
波を逆らう事無く受け入れ
漂う青年。
おばあちゃんや恋人との関係性といい
二人がとても魅力的。
演じられて作られた感じではなく
自然体な雰囲気もあってか
違和感を感じる予想外な展開もあったけど
とてもいい映画だった。
引き潮のように人々が去ってゆく砂浜
とても好き。

最初のシーンで
朝 目覚めたロマン、まだ横で寝ている彼氏のところ。朝の陽の光が一瞬陰る。
そしてロマンは彼氏の隣へ寄り添う。

こういう作り込みがオゾンぽくてまじでいいーーー!

そして芝居がいいーーー!!

自分の死期を知り、自分なりに生きてみる。彼は自分なりに生きてみた。「それが何になる」という言葉をぐるぐると浮かべながら。
Busan Cinema centerにて
memo: W6,000

まず…こんな映画館が近くにあったら毎週通いたい!!
それくらい鑑賞環境が心地良かった◎
エンドロールが終わるまで退場を促さず、むしろその退場を禁止してる姿勢にも好感が持てた◎

オゾン作品に「海」が出てくる作品てどれも好きだな。
haru

haruの感想・評価

-
なんかすごい良い匂い、焼きたてじゃないけど柔らかい香ばしいパンみたいな匂いがする映画だった。

オゾン監督のスイミングプールの記録を読み返したら「良い匂いのする映画だった」って書いてて笑った。

オゾン監督、良い匂いのする映画を撮りがち。


小さな水溜まりに、小さな石を落として、小さな波紋ができるみたいな、そういう感じ。

メルヴィル・プポーの美しさが、時間の流れと良い感じに調和してて素敵すぎた。


カーーッ自分にもっと文才があれば、こういう抽象的な感覚も綺麗な文章に出来るんだろうな~無念~。


メルヴィル・プポー、「わたしはロランス」でトランスジェンダー役もやっているんだ。みなきゃ。

(19:2017-12-30)
manekikumi

manekikumiの感想・評価

3.8
こんな死に方は最高か…?
声もかけられる事もなく、生命を残し
シャボン玉⤵︎
小林

小林の感想・評価

2.5
『婚約者の友人』の予習...のつもりでしたが、今作があまりに合わなかったので行くのやめてしまいました
1000回くらいは聞いたことがある話
意欲的な結果の駄作は数あれど、正直こういう作品が真の意味でつまらないです...
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