結末には意外性があったけど、それ以外皆無。演出もくどいし、演技もくさい。酷いなんてもんじゃないですね。普通にキレそうでした。
簡単な内容は、劇団に所属する7人の役者のもとに、新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く。オーディションは4日間の合宿で行われ、参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。しかし出口のない密室で1人また1人と参加者が消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく。。。というような内容でした。
原作は名前だけ聞いたことあるぐらいで、実際に読んだことはありません。ですが、原作読んだ人からどうやって映画化するのか楽しみと言っているのを聞いて観たくなり観ることに。
結末が二重三重と言っているからどういう感じになるのかと思ったら、所詮その程度。始めから最後穴だらけだし、観ていて疑問しか残らなかったです。
疑問は始めからあって、普通のバスに乗ってる時に目隠ししているけど結局どこで降りるかもわかるから目隠しの意味なんてない。しかも劇団のメンバーでない人が残っているのも分からなかった。分からないことだらけで消化不良でした。
ずっと上っ面だけの映画で、実際に何が起こったなんてちゃんと説明しない。あの結末だって意外性はあるけど、そんなん観てて分かるわけもないし、一切結末に触れるような伏線もないから、飛躍しすぎて置いてきぼり。
普通に1人で観に行ってたら途中で退出しちゃいそうなほど酷かったですね。真夜中乙女戦争以来のイライラと消化不良ぶりでした。最悪です。
